■転職体験談
- CGの仕事を辞めて思ったこと 【逃げるのは甘えじゃない】
- 【コロナだけど転職】ゲーム業界の転職活動体験記【4社内定・オファー1社】
- レバテッククリエイターに登録したら月単価44万円のオファーが貰えた話
■私が登録した転職サービス
- リクナビNEXT【グッドポイント診断で自己分析】
- マイナビクリエイター【業界大手の安心感】
- シリコンスタジオエージェント【幅広い求人数】
- レバテッククリエイター【フリーランス志望はこっち】
- 「転職サイトってなんで登録するの?」
- 「CGのスキルがない状態で登録する意味ある?」
こう考えてるCG未経験者の疑問に答えていきます。
■記事のテーマ
CG未経験者だけど、転職サイトに登録する理由
■記事の内容
■この記事から得られること
あなたが転職サイトへ登録する理由と、自己分析の重要性が理解できる
私は現在都内のゲーム会社で、CGデザイナー(リガー/TA)として働いてます。
私のプロフィールはこちらからどうぞ。
専門学校時代に今の職種を目指した経験から、自己分析の重要性を思い知りました。
自分の長所・短所を知ることは、人生の難易度を下げる方法の1つだと思ってます。
あなたも自分の長所を知り、自分が勝てる場所を探して下さい!
転職サイトに登録した方がいい理由【ゴールの明確化】
CG業界について何も知らない人は、
とりあえず何か作るぜ!!
となりがちです。
もちろん制作することは間違ってません。ですが、
どんなスキルを身に着け、何を作るか?
この部分をハッキリさせておかないと、時間の無駄になっちゃいます。
せっかくスキルを身に着けても、
- そのスキル、うちの会社では使ってないんだよね…
- もっと、〇〇のスキルがあったらいいのにね…
こうなっては意味がありません。
会社によって求められるスキルは変わってきます。
受験の際は試験範囲を調べ、必要な部分を勉強しますよね?
それと同じです。
- CG業界ではどんなスキルが求められてるのか。
- 自分が習得できそうなスキルは何なのか。
などなど…
まずはあなたなりのゴールを決めましょう!
転職サイトの活用方法【行動の具体化】
でも、転職サイトに登録して何するの?
こう思う人のために、転職サイトの使い方を書いていきます。
- 転職サイトの使い方①企業の求人情報を調べる
- 転職サイトの使い方②行きたい企業を見つける
- 転職サイトの使い方③企業が求めてるスキルを知る
- 転職サイトの使い方④必要なスキルを習得する
- 転職サイトの使い方⑤企業に応募して転職活動
上記のような感じで、転職サイトを活用しましょう!
- 自分はどんな企業に入り、そこで何を作りたいのか…
- 大手企業?それとも中小企業?
- 作りたいのはデフォルメされたキャラ?リアルな頭身のCG?
- そのためにはどんなスキルが必要?
etc…
こんな感じで自問自答を繰り返し、
「具体的に何をすればいいんだ?」
といったアクションプランをハッキリさせます。
例えば…
- 「任●堂に行くんだ!」
- 「CAPC●Mに行くんだ!」
- 「職種はモデラー志望や!」
- 「そのためには●●というスキルを身に着ければいいんだな!」
的な感じです。
必要なスキルが分かれば、後はそれを身に付け就職活動開始です。
行きたい企業や目指す職種が決まれば、次の行動も見えてくるはずです。
【何を作る?】自己分析で作りたいものを明確にする
リクナビNEXTやマイナビ転職などの転職サイトには、自己分析サービスがあります。
様々な質問に答えて、自分の性格や特徴、価値観や強み等を診断してくれるサービスです。
自己分析って、やる意味ある?
別にやらんでよくね?
こう思う人もいますが、
ぶっちゃけ、自己分析はめちゃくちゃ重要です。
自分の性格や強みを知らずしてクリエイターにはなれません。
CGの仕事と一言にいっても、色んな種類があります。
- キャラクターを作る人
- キャラクターを動かす人
- 効果(エフェクト)を作る人
などなど…
その種類は多岐に渡ります。
- キャラクターの”造形”は好きだが、動かすことに興味ない人
- 人やモンスターを作るより、建物や背景が好きな人
- キャラの造形より、派手なアクションやカメラワークが好きな人
こんな感じで、
CGというスキルを使い、何を作りたいか?
これは人によって違います。
そして作りたいモノっていうのは、
その人の性格や趣味、価値観から生まれます。
アニメが好きならセルルックなCGが作りたいかもしれないし、ゲームが好きならキャラを動かしたい願望もあるでしょう。
まずは自己分析を通して自分の性格を知り、作りたいものをハッキリさせて下さい!
【職種選びのポイント】自己分析で強みを知る【勝てる場所で戦え】
自己分析で強みを見つけろ!
ってよく聞くけど、それを知ってどうするの?
こう思う人のために、私の見解を書いていきます。
私は学生時代から今まで7年ほどCGに触れて、ある結論にたどり着きました。
それは、、、
勝てる場所で戦え!
ってことです。
【実体験】周りが強すぎて挫折した話【苦手なことはするな】
私はCGデザイナーになりたく、専門学校時では3DCGを勉強してきました。
入学前は意気揚々と「俺が一番になってやるぜー」くらいに思っていたのですが、
周りのレベルの高さに圧倒され、「こいつらには絶対勝てねー」って思ったことがありました。
ちょっと専門的な話をすると、私はモデリングとか質感設定とかが苦手で、この分野では全く勝てませんし、勝負になりません。
強みを理解し、戦う場所を変えた
モデリングは苦手な私ですが、リギングという分野では他の人より頭一つ抜けてました。
その技術力を買われて大手ゲーム会社に内定をもらい、CGデザイナーとして就職するに至りました。
リギングとは簡単に言うと、キャラクターを動かす仕組みを作る仕事です。
この分野はロジカルな思考が問われるため、アーティスト思考の人はあんまり好まない分野です。
なので必然的に競争相手が少なくなります。
まわりがリギングを苦手とする中、私はそんな事はなく、むしろ楽しいくらいに思ってました。
そこで私は、このリギングに特化する事を決めました。
リギングについてはこちらを参考にして下さい
強みを活かし、戦わないポジションを選ぶ
勝負において重要な事は、
『相手に勝つこと』ではなく、『いかに相手と戦わないか』です。
これは孫子の兵法でも言われてる話で、勝負の鉄則なんですよ。
私は苦手なモデリングの分野で勝負せず、リギングという得意分野で勝負しました。
その結果、競争相手が少なくなり、大手ゲーム会社に就職する事ができました。
弱者が生き残るには、それくらいポジショニングが大事なのです。
だから自己分析をして、自分の強みを知るんです。
自分には何が得意か、逆にどんな事は苦手なのか…
苦手を避け、自分の得意分野で働くためにも転職サイトを活用し、自己分析を行ってください!
自己分析にはリクナビNEXTのグッドポイント診断がおすすめ
自己分析って、具体的にどうすればいいの?
こういう人にはリクナビNEXTの、グッドポイント診断をおすすめします。
グッドポイント診断は300個くらいの質問に答え、約8,000通りの性格を分析してくれます。
![リクナビNEXT_グッドポイント診断02](https://www.mitsurog.com/wp-content/uploads/2020/04/001_リクナビNEXT008.jpg)
こちらは私の分析結果ですが、結構当たってます(笑)
質問の数はめっちゃ多いですが、意外にも15分くらいで終わりましたね。
![リクナビNEXT_グッドポイント診断01](https://www.mitsurog.com/wp-content/uploads/2020/04/001_リクナビNEXT003-1024x667.jpg)
質問はこんな感じの4択式で、自分の性格に合ってる答えを選んでいきます。
興味ある人はリクナビNEXTに登録して、診断してみて下さい!
登録は無料だし3分あれば終わります。
この機会に自分を見つめ直すのもアリですよ!
リクナビNEXTの求人情報
![](https://www.mitsurog.com/wp-content/uploads/2020/04/001_リクナビNEXT000.jpg)
リクナビNEXTに登録すると、上の画像のような求人情報を見る事ができます。
上の画像の会社は、コンシューマーゲームやパチンコパチスロの、いわゆる遊技機演出を行ってるようですね。
3DCGツールはSoftimage、3dsMAX、Maya等を使うそうですね。
この段階で、
「コンシューマーゲームってなんだ?」、「遊技機演出ってなに?」、「Softimageって初めて聞いたぞ…」
このような疑問が浮かんで来ても全然OKです!
こうやって”自分が何を分からないか”と言う事を、ハッキリさせる事が重要なのです。
知識が全くない状態であれこれとググるより、リクナビNEXTのような転職サイトに登録して、企業が提示する情報から必要な情報を拾っていくんです!
こうすれば効率的に情報収集できます。
- コンシューマーゲーム・・・家庭用ゲーム機の事(プレステやスイッチとか)
- 遊技機・・・パチンコやパチスロの事
- Softimage・・・ひと昔前のCGソフト。どの現場でも今はあんまり使われてないです。
転職サイトへの登録はスタートラインです
- 転職サイトに登録し、ゴールを決める
- とりあえずリクナビNEXTでOK
- グッドポイント診断で自分の強みを知る
以上がリクナビNEXTのような転職サイトへ登録する理由やメリットになります。
しかし、転職サイトへの登録はあくまでもスタートラインに過ぎません。
まずは企業の情報をや必要スキルの情報を集め、あなたなりのゴールを定めましょう!
企業の情報収集を始めると、周囲の制作物に対して自然と見え方が変わるものです。
ゲームや映画のスタッフロール、監督の名前、職種の名前…
「あっ!転職サイトで見た企業名だ!」
「この職種の名前、よく見るなぁ」
このような発見が、日々の生活に表れてきますよ。
そのためにもまずは転職サイトへ登録して、情報収集を始めてみる事をオススメします!
頑張ってください!