mGearの導入は↓を参考にしてください。
mGear3.7.8がリリースされたのでMacにインストールしてみた。【備忘録】
cable_01
Create simple cable rig with 2 points attachment
訳)2点アタッチメント付きのシンプルなケーブルリグを作成します。
上下にスプラインのコントローラーが付いてるから、上と下、両方から伸縮できる。
上下のコントローラーが親子関係になってるのが、個人的に残念。
個別で扱えたほうがいい場合もあるので、セッティングで調整できたらいいな〜って感じてる。
chain_01
Simple IK/FK chain, With IK space switch
訳)シンプルなIK / FKチェーン、IKスペーススイッチ付き。
ただのシンプルなFKのチェーン。
スカートとかに使うんだろうな〜
って感じ。
IKとFKの設定
IKも設定できるが、中間にコントローラーは無し。
ロットで動かすところを、トランスで動かしたいです。
って場面に使えるかな〜
ジョイントの数を設定
ジョイントの数は最初に決める。
セッティングで変更は出来ないので、ジョイント数を変更したい場合はビルドがやり直す。
chain_FK_spline_01
FK chain with a spline driven joints. And Extra IK controls for each segment
訳)スプライン駆動ジョイントを備えたFKチェーン。そして、各セグメントの追加のIKコントロール。
基本的な長物はこれでだいたい解決できそう。
ジョイントオプションでジョイントを追加
コントローラーの数は少なく、でもジョイントは増やしたい。
そんな場合には、 joint Options
にチェックを入れ、追加したい分のジョイント数を入力。
根本から伸ばす
Keep Lengh
にチェックを入れると、伸縮具合を設定できるようになる。
これによって、
- 0→伸びない。
- 1→伸び切る。
となり、根本からに先端に向かって伸びるような動きができる。
ちなみに、Length は長さって意味。
ゴムゴムの〜〜、、、
ピストル!!!!
的な動きをつけるのに使えるかも?
ただ、個人的には、アトリビュートで操作するんじゃなく、ビュー上で操作できるようなコントローラーが好み。
override negate axis direction for “R” side
訳)「R」側の負の軸方向をオーバーライドします
はい、よく分かりませんw
軸方向が関係してるんかな〜
って思って調べてみたが、いまいち理解不能。
翻訳かけてもよく分からんし…
まぁここは一旦スルーでOKかな。
設定しなくても、目的の動きは達成できそうやしな。
chain_FK_spline_02
FK chain with a spline driven joints. And Extra IK controls for each segment. ADD option for extra Tweak for each joint
訳)スプライン駆動ジョイントを備えたFKチェーン。
また、各セグメントの追加のIKコントロール。
各ジョイントの追加の微調整のためのオプションを追加。
chain_FK_spline_01
とchain_FK_spline_02
の動きは同じ。
違いは Extra Tweak
の有無
各コンポーネントのセッティング画面。
chain_FK_spline_02
のセッティング画面には、Extra Tweaks
が追加されてる。
Tweaksを入れるとジョイント毎に動かせるようになる。
なので、細かい動きのニュアンスまで表現したいなら、chain_FK_spline_02
を使い、 Extra Tweaks
を追加するといいかも?
ちなみに Tweaks の意味は、微調整 らしいです。
微調整できるコントローラーを追加するって意味なんですね〜
chain_FK_spline_variable_IK_01
FK chain with a spline driven joints. And variable number of IK controls.
FK is master, IK Slave
訳)スプライン駆動ジョイントを備えたFKチェーン。そして、可変数のIKコントロール。
FKはマスター、IKスレーブです。
マスター/スレーブの意味は、
制御する側をマスター、制御される側をスレーブといいます。
まぁつまり、FKの子供にIKがいるって話し。
IKもジョイントも自由に決められる
IKコントローラーの数も自由に増やせるし、ジョイント数もセッティング画面で変更可能。
上記で書いた、 keep Length
、 Extra Tweaks
の設定も可能なので、かなり自由度の高い設定ができる。
chain_IK_spline_variable_FK_01
IK chain with a spline driven joints. And variable number of FK controls.
IK is master, FK Slave
訳)
スプライン駆動ジョイントを備えたIKチェーン。そして可変数のFKコントロール。
IKはマスター、FKスレーブです
IKコントローラーの数は、ビルド後のポップアップで決める。
ジョイント数とFKコントローラーの数はセッティング画面で変更可能。
スプライン制御はIK主体やから、FKで動かすことは少ない。(人によると思うが…)
ゆえに、FKはIKの子供であるのが望ましい。
そう考えると、個人的には、こっちかな〜
ただ、
- FKコントローラーの可視性が変更できない
- IKコントローラーがセッティングで変更できない
って点がちょいと不便かな。
そこが修正されたら個人的にベスト。
chain_IK_spline_variable_FK_stack_01
IK chain with a spline driven joints. And variable number of FK controls.
IK is master, FK Slave. With stack for IK and FK controls
WARNING: This component stack only support one level stack. This will avoid complex connections and keep the component a little lighter. If the master has more inputs will not move the slave of the slave. Only the direct slave
訳)スプライン駆動ジョイントを備えたIKチェーン。そして可変数のFKコントロール。
IKはマスター、FKスレーブです。
IKおよびFKコントロール用のスタック付き
警告:このコンポーネントスタックは、1つのレベルスタックのみをサポートします。
これにより、複雑な接続が回避され、コンポーネントが少し軽くなります。
マスターにさらに入力がある場合、スレーブのスレーブは移動しません。
直接奴隷のみ
FKも動かしたいか、否か
っていう違いかな〜
FKの連動はいらないよ、ってパターンなら、Globalにマスターを設定する。
FKも連動させたいな、ってなったら、Localにマスターを設定する。
まぁLocalに設定してたら間違いはないんじゃない?
って思います。
ま、それ以前に、、、
この機能、いつ使うん?って部分ですよね。
Connection Offsetで接続順をずらす
Connection Offset
でマスターとの接続をずらせる。
が、、、
正直使い所が分からん…
ズレたところで、お、おう…
って感じなんですけど…
まとめ:mGearで長物を扱うなら『chain_IK_spline_variable_FK_01』がおすすめ
色々みてきましたが、個人的な結論は『chain_IK_spline_variable_FK_01』ですかね。
- IK/FKともに可変。
- ジョイント数も可変。
- IKの子供にFKがある。
以上の事を考えると、長物はこのコンポーネントがベターかな?って思います。
FKコントローラーの可視性がいじれないのは後でシェイプ非表示で対応しますかな〜
って感じです。
mGearはこのコンポーネントが膨大…
最速でベストアンサーが出せるように、一個ずつ習得していきましょう〜